最高グレードのフリーズドライ誕生秘話｜株式会社からだ想い（公式ホームページ）

Bailey + Coの創業者であるマイクとベッキーは、偏見のないオープンマインドでただ一つの目標を掲げてフードの製造計画をスタートしました。

それは、最高のドッグフードを、しかも賞味期限がきちんとある状態で提供することです。生のフードを保存する方法として、エアドライとフリーズドライを検討しました。

1. エアドライ製法の検討

エアドライについて調べたところ、その製造過程で栄養素の約50%が失われていることが分かりました。エアドライは低温調理の一種で、高い調理効果を発揮しますが、低温調理と謳われているにもかかわらず、実際には80℃以上の高温で8時間かけて行われる調理法が一般的です。

これは通常のドライフードと同様で、加熱工程で病原菌を死滅させながら、品質の低い原材料を使用するためです。エアドライ製品にも需要はあると思いますが、マイクとベッキーがブランドを立ち上げ作りたい最高のフードは、エアドライ製品ではありませんでした。

2. 3つの異なるタイプのフリーズドライ機

次にフリーズドライについて調べたところ、すべての栄養補助食品企業がフリーズドライ機を使用しており、原料の栄養素の約97%を保持できることが分かりました。フリーズドライ技術の調査を開始し、3つの異なるタイプのフリーズドライ機があることを知りました。

１）連続式

最も多くの熱を使用し、フリーズドライされた肉の表面に皮膜が形成されることが多く、製品が水分を吸収しなくなります。良くご存知でもある従来製品の多くの製品はそうなっています。

２）放射熱を利用したトレイ乾燥
これは2つ目の方法で、多くの中国のフリーズドライ機がこの方式を採用しています。乾燥工程では、製品に放射熱を強制的に照射することで乾燥を促進します。この方法は連続式よりも優れていますが、伝導性フリーズドライほどではありません。

３）伝導熱を利用したトレイ乾燥
Bailey + Coの全製品はこの方式で製造されています。製品トレイが置かれている棚を加熱することで、製品に穏やかに熱を加える方法です。この方法はすべてのフリーズドライ方法の中で最も優しく、製品を加熱することなく乾燥させることができます。

3. 私たちのブランドの誇り

私たちは、自社のフリーズドライ工程に非常に誇りを持っています。
なぜなら、当社の製品は実際には生の状態であり、本来持つべきすべての効能を備えているからです。多くの企業は生の状態だと主張していますが、実際にはそうではありません。

75～80℃の加熱処理を行っているフリーズドライ業者も存在しますが、それでもお客様には製品が生の状態だと言っています。

4. 大量生産ではない小回りのきく行き届いた製造スタイル

Bailey+Coは少人数のチームで運営しており、すべてのラインを小ロットで生産しています。すべてのバッチは、最適な組成と乾燥プロファイルを確保するために、チームによって監視されています。すべてのバッチは記録され、社内および独立した研究所で検査され、当社の基準を満たしていることを確認しています。

Bailey + Coの工場の写真をご覧ください

Bailey + Coが食品をどのように扱っているかご理解いただけます。
フリーズドライ機のRohaとSadie
※Rohaは最初のフリーズドライ機で、地元のマオリ語の名前
※Sadieは彼らの長女が名付け親です。

伝導熱を利用したトレイ乾燥。製品トレイが置かれている棚を加熱することで、製品に穏やかな熱を加えることができ、製品を加熱することなく乾燥させることができます。

最後にこれは衝撃的ではありますが、従来製品とBailey + Coの製品の違いについて、私たちが展示会中に比較した写真があります。従来製品のほうは1日水につけていても、ふやけませんし水になじみません。（これは連続式を用いて製造されているため、肉の表面に皮膜が形成されることが多く、製品が水分を吸収しなくなります。もちろん栄養素や酵素といったものの残存率も少ないことが懸念です） Bailey + Coは水にふやけて色が変わっています。私たちがまるでお風呂につかりすぎたときの手足やふやけてしまったような色になっています。